2008/03/29

ダイヤモンドトレール全縦走

Photo 二上山から南下して金剛葛城の峰々をつなぎ、紀見峠から西にむかって岩湧山を越えて槇尾山にいたる全長50㌔に及ぶる自然歩道をダイヤモンドトレール(通称ダイトレ)と言います。  大阪府が1970年から整備しました。
全縦走の夢を持っている方が多いでしょう。
所要時間は15時間~20時間で企画しましょう。
出発は深夜ですが、槇尾山到着が夜になると苦しいです。
二上山の北側の屯鶴峰の入り口に起点標識がありますが、昔は100㍍ほど東の採石場のあるところが出発点でしたが、今は国道を西へ1㌔ほど行った所に移されています。   二上山の山腹を辿るコースですが、私は二上神社口から二上山雄岳・雌岳と頂上を越える尾根伝いのルートを選びました。Photo_2
少なくとも葛城山までは暗闇を歩きますから、このルートは塾知しておきましょう。
完歩の要点はあせらずに休まないことです。
二上山・竹ノ内峠・岩橋山ぐらいで飲料供給の小休止で葛城山を越えましょう。
水越峠を過ぎて”金剛の水”で水の補給と朝食を10分です。
金剛山のパラノマ台の登りは階段を避けて登れるルートがあります。
一の鳥居までくると大きな登りはおしまいですからホットします。
園地の中の休憩所の自販機で飲料を仕入れました。
伏見・久留野・千早峠と次々越えます。
千本杉で当日開催された「チャレンジ登山」の先頭グループに抜かれました。   彼らはこの先から降って天見がゴールですが、35㌔を3時間半で走ります。   すごい能力ですが、疑問を憶える企画です。
長い階段を降って、紀見峠に着いて疲労を感じ始めました。     このあたりで栄養補給が必要です。     砥石谷源頭で最後の水汲みです。
岩湧山の三合目までの階段は死ぬ思いです。      岩湧山からの降りの長かったこと・・・       滝畑ダムで槇尾山までの迎えのタクシーをたのみました。Photo_3
ボテ峠を過ぎて追分でまた暗くなってきました。  ヘッドランプの明かりでの登りはつらかったが、やっと槇尾山施福寺の拝殿の階段にヘタレコミました。
フラフラしながら石段を降りましたが、相棒が足元を照らしてくれました。   叱咤激励してくれた相棒のおかげで完歩できました。
http://uo-shinji.cocolog-nifty.com/blog/files/daitore-record.xlsPhoto_4

エクセルの時間記録ですから、開いて参考にしてください。
槇尾山発のオレンジ・バスの最終は17:28です。  タクシーは和泉中央から呼びます。 

和泉タクシー 0120-13-8123

逆コースも考えられますが、入山方法と金剛南尾根が登りになります。  その代わりに最後は電車ですから、時間はらくになります。
時間記録も地図もGPSの記録です。  拡大を・・・

  大阪府選定ダイアモンドトレイル              
日時 2004.04.10~04.11
目的
参加者 鵜尾・松波
日程   出発時刻 場所 よみがな 休憩時間 休憩累計 歩行時間 歩行累計 時間合計 距離
4月10日 21:24 あべの橋 あべのばし
  21:58 22:02 二上神社口 にじょうじんじゃぐち 0:04 0:04 0:08
  22:08 22:10 加守神社 かもりじんじゃ 0:02 0:06 0:08 0.492
  22:40 分岐 ぶんき
  23:03 二上山雄岳 にじょうざんおだけ 517m
  23:19 二上山雌岳 にじょうざんめだけ 474.2m
  23:35 岩屋峠 いわやとうげ
  23:59 竹内峠 たけのうちとうげ 293m
  0:54 平石峠 ひらいしとうげ 359m
  1:36 1:38 岩橋山 いわはしやま 658.8m 0:02 3:26 3:28 5.67
  1:49 岩橋峠 いわはしとうげ
  2:23 新庄道分岐 しじょうみちぶんき
  2:47 忍海分岐 おしみぶんき
  3:53 葛城山電波搭 かつらぎさんでんぱとう
  3:57 4:00 大和葛城山 やまとかつらぎさん 959.2m 0:03 2:19 2:22 4.716
  5:10 5:12 水越峠 みずこしとうげ 522m 0:02 1:10 1:12 2.051
  5:44 6:01 金剛の水 こんごうのみず 0:17 0:32 0:49 1.375
  6:07 金剛登山口 こんごうとざんぐち
  7:16 7:18 金剛一ノ鳥居 こんごういちのとりい 0:02 1:32 1:34 2.993
  7:54 伏見峠 ふしみとうげ
  8:24 久留野峠 くるのとうげ
  9:30 9:32 千早峠 ちはやとうげ 0:02 2:12 2:14 4.613
  10:12 10:24 行者杉 ぎょうじゃすぎ 0:12 0:12 0:24 1.79
  10:50 杉尾峠 すぎおとうげ
  11:16 11:23 西ノ行者堂 にしのぎょうじゃどう 0:07 0:48 0:55 2.936
  11:33 十字峠分岐 じゅうじとうげ
  12:00 山ノ神 やまのかみ
  12:12 12:22 紀見峠 きみとうげ 0:10 0:49 0:59 2.606
  13:25 砥石谷源頭 といしだにげんとう
  14:10 三合目 さんごうめ
  15:31 15:40 岩湧山 いわわきやま 897.3m 0:09 1:09 1:18 6.268
  17:07 岩湧登山口 いわわきとざんぐち
  17:15 17:27 滝畑駐車場 たきはたちゅうしゃじょう 0:12 1:35 1:47 3.654
  18:10 ボテ峠 ぼてとうげ
  18:30 番屋峠 ばんやとうげ
  18:45 追分 おいわけ
  19:14 19:19 槙尾山施福寺 まきおさんせふくじ 0:05 1:47 1:52 2.917
  19:43   槙尾山バス停 まきおさんばすてい     0:24   0:24 0.777
            1:29   18:05 19:34 42.858

                                                                                                                   

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2008/03/30

序章 生駒山散策 はじめに・・・

山歩仲間浪花漫歩およびSAC-reportをどうぞ・・・

右サイトのカテゴリーから目次をご覧ください.

Photo_4 大阪市内から東を眺めると、天気さえ好ければ右に二上山とその左に平凡ながら生駒山を望みます。

’06・10月末に大阪府山岳連盟が主催する「チャレンジ生駒」に参加して、初めて生駒山に登りました。
それまでは生駒山を登山の対象に考えていなかったのです。  申し訳ありません。

生駒山は淀川の枚方附近から隆起を始めて南に下り大和川でひとまずおわります。
そのあとは二上山から金剛葛城山系に引継ぎます。
このイベントは私市から登り始めて高安山までの約35㌔を歩きます。

長距離の縦走では六甲山全縦走とか比良山全縦走や金剛山のダイヤモンド・トレールの全縦走が有名ですが、この縦走は殆どの方が10時間以内であるけますから、初心者クラスと言えましょう。Photo_4_5 Photo_5_2

 

国見山から私市へ    高安山から高井田 をご覧ください。

南北に長い地図を三つに分けましたが、ご覧のように途中で阪奈道路と暗峠で分けましょう。
まず、私市から天野川に沿って星田園地に入り丘陵を一つ越してから、一旦飯盛霊園に降りてから室池園地に登りなおしますが、ここはなかなか愉快なハイキングコースですから、あとの章で詳述します。

阪奈道路を越してからは灯篭ゲートから暗峠のある308号線を越すまでは信貴生駒スカイライン(自動車道)の下の管理道路(舗装路)を歩くことになりますが、好き嫌いの見解の分かれるところです。

鳴川園地に入って公園化された大原山(こども広場)を越すとイヨイヨ尾根伝いの山道になります。
展望のきいた気持ちの好い縦走コースを軽く上下しながら鳴川峠、十三峠と終点の高安山を目指します。

全縦走で約30㌔  大体10時間以内です。
ジョギングなら5時間でしょう。

さらに生駒山系最北端の国見山・交野山から高安山をぬけ高井田までの「おおさか自然歩道」の全縦走なら55㌔ 15時間ほどでしょう。

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2008/03/31

Ⅰ 生駒山散策 国見山・交野山から私市

’10年4月に第二京阪自動車道が完成して、国見山へのアプローチが変わりましたから、2_2 地図を参考にしてください。
JR津田駅の改札を出て右の隅の連絡通路を駅裏ロータリーに出て出発です
突き当たりの信号を右へまっすぐです。  新しい道ができていますから、第二京阪の高架部分で潜りましょう。          副道を北へ200㍍ほどで右側の小さな空き地が国見山登山道の入り口です。 
Photo

渓谷沿いの気持ちの好い道を辿ると国見池の横を通ります。
植林をぬけると右に国見山(286m)の登り口があります。  少しの登りですから寄ってください。
南北朝のころ、このあたりの領主だった津田氏の山城がありました。   摂津全部をみわたす素晴らしい眺めです。
       

Photo_2

もどって整備されたハイキング道を進んでゴルフ場のトンネルを潜り白旗池をすぎて舗装路の道標で右に曲がって交野山(341m)の急な石段を登ります。
Photo_3 頂上は巨岩の重なった360度の展望は素晴らしい眺めです。
ここからの降りは梯子のような階段がありますが、枝道が分かれていますから道標を確認しましょう。
広い管理道路に出ますが、少しで右へゲートに入ります。  池があってキャンプ場をすぎると山道になって田畑が現れますが傍示の里です。    Y字路は左です。
傍示峠から奇妙なUターンをすると広い管理道路になって大きなバリヤーから”くろんど園地”になります。Photo     駐車場からまたバリヤーをわたってしばらくで湿地の植物観察の板橋がつらなる”八つ橋”で、ラクウショウ(沼杉)の気根の群生がみられます。  
地図を見てください。    右に曲がるとキャンプ場やバーベキュウ広場をすぎて南下する自然歩道です。     まっすぐ進みましょう。 山道を少し登れば峠でバリヤーを左に過ぎると自動車道に出て”くろんど池”に行きます。Photo_2

大きな岩は足がかりが掘ってあるし、岩壁はコンクリートで歩道があります。
山歩きですから真ん中の渓谷コース”さわわたりの道"がお薦めです。
自然歩道と一緒になると間もなく睡蓮池を過ぎて渓谷沿いの道になります。
月の輪滝に近づくと手すりの付いた板張りの階段が連続します。
ほどなく舗装路になって京阪私市駅までひとふんばりです。
     13㌔   5時間
駅に寄らずそのまま進むと星田園地につながります。Photo_4         

次章(その2)で、傍示から分かれる”かいがけ道”と、千年前からの名刹の獅子窟寺とのご案内します。
近代的な感じの中で古いものも面白いとおもいます。

 

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Ⅰ(その2) かいがけ道と獅子窟寺

Photo メイン・コースから外れてみます。

傍示(ほうじ)から右に曲がる”かいがけ道”もお奨めです。
傍示の里は400年前に伊丹の落ち武者が住んだ隠れ里です。
この道は昔は河内から大和へぬける街道でした。
舗装路を少し降ると大きな民家を過ぎて右にあぜ道のような細い道があります。  畑を過ぎると幅のある山道になって古い鳥居に地蔵さんや八幡、観音の石仏に石柱が点々とあります。

野外センターをぬけて開けた傍示の里示の田畑を進むとY字路を右に入りますが、ここの左側に道祖神が潜んでいます。Photo_2

右の小道を下ってゆくと八葉蓮華寺の屋根が見えて傍示の里に入ります。Photo_4 Photo_5
寺には快慶作の重要文化財の阿弥陀如来像があります。
この里も三軒だけになりました。
急坂を降って街道に出て四軒目の家の前に”かいがけの道”の看板が立っています。Photo_7
あぜ道のようですが、すぐに広くなりますが、荒れ果てています。
ここからが石像のオンパレートですが,詳細は「傍示の里」のサイトでご覧ください。

Photo_9

住吉神社まで下ると角に”かいがけ道”の道標があります。
村の中を降ると右側の鐘楼のある正行寺の中に百体佛があります。
下の街道に出てJR河内盤船までひと歩きです。

次はコースをまっすぐ降って”くろんど園地”に入りますPhoto
ラクウショウ(沼杉)の気根の群生のある八つ橋 から西に曲がって獅子窟寺をめざします。
キャンプ場を抜け峠を越えて、このあたりの最高峰の319の鉄塔をすぎるとベンチがあって道標が立っています。Photo_11
Photo_12ここから右に急降下して月の輪コースと分かれると砂岩のピークを幾つか越えると八丈岩があります。このあたりから、赤いヨダレカケの石仏が点々と並んで寺の境内に入った感じです。       千年前はこのあたりに十二の寺があったといわれる峰々の間をとおります。
巨石の間の階段をくだって獅子窟寺本堂の前に出ます。Photo_16 

ここからコンクリート舗装の急坂が河内森まで下っています。
登りはもちろん降りもこたえる坂道です。
一段さがった仁王門跡から”お大師の水”の立て札にしたがって横の山道をくだってみます。Photo_17

Photo_18






50㍍ばかりくだってお大師さんの石像を祀って湧き水が出ています。
続いて六地蔵と古い墓石がズラリと並んでその先に亀山上皇と皇后の分骨を祀る王の墓がありまPhoto_19す。

まわりは竹林で風でこすれる竹の声がなにかを訴えている感じがしました。
ここから下は踏跡になります。  椿地蔵があります。
ウネ々々と急坂が続きますが、表参道の舗装路よりは歩きやすいです。
交野市水道局の大きなタンクの横に出ます。    傍示から降ってくる自動車道です。
ここから登るなら、タンクの正門に向かって左は直接に園地に向かう道で、右のフェンスに沿って用水路の溝を跨いで細い踏跡を左へ登ることになりますが、分かりにくい所です。
少し降ると住宅街で坂が終わると天田神社の裏の鳥居です。   すぐに京阪河内森駅の踏切が見えてきます。
表参道は駅から天田神社の前をすぎて住宅地を500㍍、35度の急坂を800㍍ほどです。     獅子窟寺だけのお参りでも帰りは「王の墓」経由をお奨めします。









 

 

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Ⅱ生駒山散策・星田・室池園地

   今日は星田・室池園地です。
園地とは大阪府が管轄して、そこの各自治体が管理する自然公園です。
京阪・私市駅から天野川に沿って星田園地を越え、飯盛霊園を通過して室池から四条畷に降るコースを歩いてみます。Photo

私市駅から西に向かって国道168号を渡って公園の中の散策路を南にたどります。Photo_2 
天野川に沿って板橋があったり楽しいコースです。
左の駐車場を過ぎると登りになって、クライミング・ウオールが現れてピトンの小屋を過ぎます。
これから山道です。
Photo_3 

吊り橋を渡って少し行くと広い道に出てあずま屋のある広場を通過して降りになって、しばらくして右の小道に入ります。Photo_5
山道の上下をくりかえすと飯盛霊園です。Photo_2

                                                                                                                   霊園の歩道を南に通り過ぎ国道を左に辿って次の信号を右にわたります。       
この田原台まではバスの便がありますから、四条畷や生駒からバスを利用して、ここを出発点にできます。
住宅の橋を渡って登り坂になると左折して堂尾池に出ます。
このコースは大阪自然歩道ですから、その道標に従いましょう

階段の多い急坂を登りつめて自動車道を少し右に辿って瓢箪池から、また山道になります

Photo_8

Photo_7

ここから園地内のコースは複雑ですが、自然歩道の道標に従って室池をめざしましょう。

室池を渡ってそのまま進むと阪奈道路に出ますが、今日は渡らずに湖畔にそって展望台からかるがも橋を渡って権現坂コースを下ります。 途中に権現の滝があります。  100㍍程の寄り道です。  不動明王を祀ります。
降りきって丁字路に出ます。   右は四条畷に出ますが、左へ野崎観音への峠道を辿ると”竜王水”から右に飯盛山への踏跡があります。
楠公寺を経て飯盛山(3143㍍)の頂上展望台に飛び出します。
Photo_11 

頂上から四条畷神社まで急坂が続きます。

全行程 17.2㌔  7時間ほどのコースですから、無理のようなら前半を切るか、飯盛山をカットしてください。
標高が低いですから、案外に楽ですヨ・・・

Photo_7

四条畷コミニテイバス(四条畷駅)か奈良交通バスが生駒~田原台1丁目が利用できます。Photo_14

飯盛山の展望台から南の尾根をたどると次のピークが城跡で楠木正行の大きな立像があります。
その次はNHK・FMの鉄塔です。
ここから下りになって野崎観音に到りますが長くなるので別章で飯盛山だけを取り上げます。

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2008/04/01

Ⅲ 生駒山散策・阪奈道路から暗峠

生駒山縦走路は山頂を通りません。Photo_3
県境尾根の上は信貴生駒スカイラインが通り、その大阪側を並行して縦走路があります。
園地管理のための管理道路で舗装されていますから、山歩きには不向きですがジョッキングには最適のコースです。
室池からは右図の阪奈道路を越える陸橋を渡って50㍍ほど西によってから道標にしたがってコースに入ります。Photo_4
しばらくは資材置き場がある広い道をゆきますが、竜王社のお堂から山道にかかります。
灯篭ICでスカイラインと接してから、いよいよ管理道路にはいります。
ご覧のように緑につつまれた20%勾配の楽しいプロムナードです。
右側から石切からの登山道が3本登ってきます。
このあたりからの大阪平野の眺望があらわれます。
Photo_6ヘアピンカーブの重なった所を過ぎて、また道が曲がって降るコーナーから山道に入ってショートカットします。
管理道路に出ると、国道308号線まで下りになります。
ゲートを出て右の広い道が縦走路で鳴川園地の無線塔に出ますが、暗がり峠は左の細い道を登ります。Photo_7

 

暗がり峠は期待に反して散文的なところですが、一度は寄っておきましょう。
写真の右のお土産屋さんの横の細道から坂を登ると八大竜王の看板のところで縦走路に出ます。
308号線のもっと上に出る道がありますが、生駒山頂からの降りで説明します。
地図は「Ⅰの(はじめに)」を参考にしてください。  ここまで2~3時間です。
ここから帰るのはなるかわ園地に出て、枚岡公園に降るのがベターですが、そのガイドは後述します。

阪奈登山口には京阪・住道駅前(北に百㍍)から近鉄バスが運行してます

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2008/04/02

Ⅳ 生駒山散策・石切から山頂へ

Photo_2 近鉄・奈良線石切駅から、生駒山頂上を目指すルートは幾つもありますから、主だったものをご紹介します。
辻子谷(ずしたに)ルート
石切駅南口から南に100㍍、最初のガードを山手に潜ります。
舗装された急な坂道にた点々とお地蔵さんが見守ってくれます。
民家が無くなれば興法寺の参道になって石段と石畳の道になPhoto_3

ります。
興法寺でも大勢の石仏に迎えられます。
古いこじんまりした名蹟です。
ここを越えると園地の山道になります。
管理道路に着きます。
横切ってまた石畳み道が続きます。
管理道路と二回接触しますが、最後は階段を登って生駒遊
Photo_4園の北口に出ます。

くさかルート
石切駅北口から北に進みます。
住宅地を突き当って右に曲がって急坂を上がると旧生駒トンネルがあります。
Photo_5
このように、昔の駅のホームが残っています。
すぐに橋を渡って園地の山道に入ります。
急な坂が続きますが、巾はあります。
道標があって右へ七面山への細い踏跡があります。
そのうちに傾斜はゆるくなって廻りは良く整備されて公園化されたところを抜けると管理道路です。
Photo_6

宮川谷ルート

管理道路を少し東に行くと宮川谷の下り口があります。
案内板に向かって右は七面山に行きます。
Photo_7

宮川谷ルートは生駒山上への展望がすぐれた明るい尾根歩きができます。
石切駅北口の山側からバス道を登って途中から右へ右へと辿ると宮川谷に出て山道になります。
生駒山頂の眺めが絶景です。
Photo

河内七面山はくさかコースの途中から踏跡を辿ります。
鳥居がありますが、法華経の修験の地のようですから神社ではありません。
「南無妙法蓮華経」の巨大な経塔と石筒が何本もあって、右横に洞窟があります。
身延山の奥の院にある七面大明神の分祀だと思います。     ちょっと薄気味悪い聖地です。
くさかルートはすぐ上を通っています。
更に登ると「こどもの砦」を経て宮川谷ルートと管理道路のすぐ下で一緒になります。
宮川谷が明るいのにくらべて薄暗いルートです。

辻子谷ルートが途中まで舗装路で急ですが、頂上まで最短距離です。
くさかルートが一番楽ですが、距離は長くなります。Photo_2

石切からは右上の北入口に出ます。
左の南入口を直進すると摂河泉コースと暗峠への尾根道です。
中央やや上が頂上で、SL機関車のレールの中に一等三角点があります。

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2008/04/03

Ⅴ 生駒山散策・摂河泉コースから頂上へ

今日は枚岡公園から頂上をめざす、摂河泉展望コースを登ります。
額田駅からも行けますが、枚岡駅からの方が分かりやすいとおもいます。Photo

枚岡神社にお参りして、神社にむかって左側の坂道を登ります。
突き当って右の階段は次章でご案内する神津嶽コースです。
左に行きますと、トイレを過ぎて国道308号線にでます。
これが国道かと疑う細い急Photo_2坂です。
芭蕉碑をすぎて、左のトイレから公園道に入るとすぐに桜広場にでます。   桜の多い所です。
ここを過ぎて国道が並行していますから、国道に出る格好で「生駒山頂上へ」の道標を見て左へ山道を登ります。
左の上に額田展望台が見えるところを進むと双子塚があります。  何処から登ってもここに集まります。
もう少しで尾根の上に出て坂はゆるくなります。
関電鉄塔や暗峠分岐を過ぎると管理道路の上を越します。Photo_4
ジグザグするところがありますが、次はスカイラインの自動車道を潜ると間もなく広い生駒山頂の南の端のアンテナ群のある広い道に出ます。

前章の石切から遊園地をぬけて暗峠に降りる隠れ道の入り口です。

Photo_5
Photo_6

Photo_5

ちょうど中間の森林地帯に入った所に右に「慈光寺」、左に「長尾の滝」の道標があります。
髪切山慈光寺は踏跡をくだって縦走路をすこし登ると右に入る踏跡があって裏の墓地にでます。
長尾の滝へは山腹をすこし巻いてから隘路の急坂がつづきます。  2ヶ所迷点があります。
Photo_3 階段をジグザグ降ると長尾山天龍院で修験道場です。
300年ほど前に慈雲尊者が結んだ雙龍庵跡があります。
滝は上が雄滝で降った下に細長い雌滝があります。
雄滝の囲いの中で修験者が法螺貝を吹き、般若心経を唱えて水垢離をしていました。
額田駅まで細い急坂の舗装路が額田谷に沿ってまっすぐつづきます。   途中に小さなお寺が五軒あります。   登り1時間、降り30分ですが、ツライ坂道です。

 

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Ⅵ 生駒山散策・枚岡神社から神津嶽コース

Photo_3 近鉄奈良線・枚岡駅で下車して、まず 枚岡神社にお参りしましょう。
紀元前の神代の時代の古い神社です。
2月は南側の梅林、4月は北の枚岡公園が桜の名所です。  降路に寄りましょう。
参道の左の坂道の突き当りを右へ神津嶽コースを登ります。
(北のほうに迂回路もあります、梅林の一番奥からも登れます、これが一番楽かも・・・)Photo_5

Photo_6  banana展望台で一息入れましょう。
ここに枚岡公園からの道ものぼってきます。
これから普通の山道になって枚岡神社の創祠のお宮のある神津嶽の前を通ってさらに進むと立派な「らくらく登山道」に出ます。
休憩所と立派なトイレwheelchairがあって、ここまではお年寄りや小さな子供の散策コースです。
舗装路を渡って、また山道をたどります。
公園の中ですから道幅はあります。Photo_9
無線塔に出ると案内所とトイレがあります。
左の舗装路は縦走路で、308号線に 出て暗峠に行けます。
正面の階段を登ると、いよいよ鳴川園地で万葉植物園をぬけると公園化された広場がひろがります。
広くて明るくて、とても気持ちの好いところです。lovely
”こどもの広場”ですが、ここが国見山です。
Photo_18レストハウスは南西に少し降ります。
左へレストハウスに行くところを右に行くと客坊谷コースがあります。
まっすぐ瓢箪山稲荷の後ろにでますが、コースはそこそこ荒れています。
Photo_15    

池をぬけてバリヤーで園地は終わって大原山(522m)に出ます。
東屋があって、右には八大竜王の神感寺、左に暗峠へ降る道があります。
縦走路はまっすぐ進んで鳴川峠への降りになります。Photo_17

地図で「らくらく登山道」や管理道路と308号線との位置関係を確かめてください。

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Ⅵ(その2)大原山から客坊谷と「石畳の道」

Photo_7  枚岡神社から神津嶽コースを登ってくると国見山ですが、ちびっ子広場の名前が定着しています。  暗峠からでも鳴川峠から縦走路を通って大原山を経てここに来ます。Photo_8   園地化されて平たくなって山頂が無くなった感じです。
ここから南に少し下った所に「森のレストハウス」があります。
生駒山全般のコースを表示するパノラマが便利です。
少し上の管理道路を西に行った曲がり角から客坊谷コースが降りています。Photo_9 Photo_10
すぐに旗立山の横を通って管理道路に出てから階段の多いコースを降ります。Photo_11
階段の木組みがバリヤーになって踏跡が横を通ったり歩き難いところがあったのですが、最近改修されたようです。
谷に出ると「らくらく登山道」が上を通っPhoto_19 てコースが終わりますが、山畑古墳群や東大阪市郷土博物館の横を過ぎて街に出ます。   さらにドンドン降ると瓢箪山稲荷の裏に出ます。Photo_20

レストハウスに戻って神感寺から「石畳の道」に行きます。




「森のレストハウス」から下の道を降ると暗峠から来る自動車道に出ます。   そのまま行くと八大竜王神感寺の裏の山門です。Photo_14 
古い修験の寺で大きな宿坊があって、その下に八大竜王を祀る小祠を竜王が取り囲んでいます。      戦後に持ち主が代わって少し新興宗教のような感じがします。
寺を抜けて急坂をから手すりのある石段を降ると管理道路に横切って「石畳の道」が始まります。

   

Photo_15Photo_16石畳もありますが、ほとんど石段です。
谷に過ぎて水車跡で鳴川峠からの道に出ます。Photo_17
地図には客坊谷に沿って南に点線路がありますが、完全に廃道になっています。

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2008/04/04

Ⅶ 鳴川峠から高安山(生駒山縦走路)

鳴川園地をぬけて、南に縦走開始です。
このコースは生駒山系で一番楽しいルートです。
山歩き、ハイキングまたは散策と人それぞれの目的があるでしょうが、どなたにも楽しんでいただけます。
高安山までの高低差は150㍍もありません。Photo_14

Photo_4  この下りが一番長いですが、薄暗い鳴川峠に降り立ちます。
東の千光寺から登ってくる方も多いです。
もう一山越えますとスカイラインと並行して小さな上下を繰り返しますPhoto_8 

                   Photo_10    

鐘の鳴る丘は一休みには良い所です。
この辺りからの生駒山頂の眺望はすばらしいですが、ここを過ぎてからも北西方面は広々していますから、時々振り返るのをおすすめします。
'08春に錠前が増えすぎて、重量がかかって危険 なため全部取り外されて二階に左図のようPhoto_2な取り付け場所が出来ました。

  十三峠から服部川に下るコースがスカイラインを潜っています。
ここから林の中を歩く所が増えますが、間もなくPhoto_12立石越えです。
舗道の下を潜って広い道に出ますが、新興宗教の教会の前の坂を登ると左に信貴山の奥の院へ行く道を見送って、まもなく高安ケーブルに着きます
ケーブルの少し手前にケーブルと並行して降るコースがあります。  最後の<続き>に載せます。

信貴山門前行きの近鉄バスもありますが、ケーブルで降るのも芸がありませんから、恩智まで歩きましょう。
バスの車庫の前から右手に縦走路の道標と信貴山公園墓地の案内があります。Photo_2
霊園入り口を過ぎると広々した朝鮮人墓地の横を通ります。
なかなか味のある墓石です。   四天王寺の管轄です。   そういえば、四天王寺は朝鮮人が建てたお寺ですネ・・・
墓地の横を通り抜けると山道になって高安山霊園の展望台に登ります。
広々した大規模な霊園です。

Photo_3

Photo_4
展望台を越えて階段を下ると林道に出ます。
”恩智越え”と呼ばれる恩智から信貴山に行く古い街道です。
まっすぎ降りると恩智神社のよこにでます。
自然歩道の標識を左に曲がって気持ちの好い自然林の中を進んで標識にしたがってTVの中継アンテナがあるピークを越えると高井田に行く自動車道に出ます。
まっすぐに行くと急な尾根道を降って恩智惣池から恩智神社の階段横に出ます。  このコースはステキな山歩きを味会えます。
恩智神社は是非お参りしてください。   それだけのものがあります。
近鉄恩智駅へはそのまま降ります。
高井田への自然歩道のコースは後述します。
ケーブル駅の手前から降る”おお道”は<続き>でどうぞ・・・
   

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Ⅷ 生駒山散策・立石越から信貴山界隈

生駒山の登りで一番山道らしいコースですPhoto_18
近鉄・信貴線の服部川駅から路地をぬけて、舗装路を山に向かって登ります。Photo_16
一応、道なりに進むと道標があらわれて、分かれ道には「立石越」のペイントがあります。
地蔵堂('08秋に扉が朝鮮風のブルーになりました)に登りきると、右の山道に入ります。
昔は信貴山に通じる重要な街道だったのですが、今は通る人影も少ないですが、曲がるごとに展望が変わるお奨めルートです。Photo_3

赤い涎掛けの地蔵さんが出迎えてくれると、間もなく立石越えに出ます。 信貴生駒スカイラインに飛び出します。
スカイラインを渡ってからの撮影ですが、洞穴から出てきた感じ・・・
前回の縦走での説明のとおりに自動車道の下を潜って新興宗教の教会への広い道をゆきます。   教会の前の坂を突き当ると、右に行くと高安山ですから、左に曲がってスカイラインを渡ります。
自然林の中のステキなプロムナードです。
山門に行く道を右に見送ってもう少しで信貴畑から来る広い裏参道に出ます。Photo_4
Photo_2
急坂を登り切ると高安城跡に出て赤い鳥居が並ぶ空鉢護法堂に登ります。
空鉢さんの前からの展望はすばらしいです。   晴れた日は大峰山まで見渡せます。
無数の鳥居の階段を下って三重の塔から 朝護孫子寺の本堂に出ます。
更に立派な寺院の間をぬけて名物の虎たちに逢ってから、橋を渡らずに仁王門をぬけて直進すると信貴山バス停(奈良交通・1時間に1本)があります。
JR三郷駅にも降れます。Photo_3    
本堂の階段から撮った秋の信貴山です。

続いて奥の院へのコースを紹介します。

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Ⅸ 生駒山散策・鳴川峠から千光寺

元山上千光寺Photo_3 鳴川峠は生駒山から南をめざしても、また南から縦走してきても、この峠はよく通ります。
写真の向こうは西へ瓢箪山にぬけます。
東へ千光寺によって近鉄元山上口駅まで歩きましょう。
よく踏まれた歩きやすい道です。  昔からの行者道です。 Photo_4
しばらく行くとこの道標が立って、道は三叉路です。
真ん中を行きますが、この「左行者道」は北へ大きく回って千光寺に行く道かも?  「右さいみち」は分かりません。     ここからしばらく道はガリー状になりますが、それを過ぎると川沿いで歩きやすくなります。
左に垂直の大きな岩の前を過ぎると道は分かれます。   左に進めば間もなく元山上千光寺です。
Photo_5山門は小さいですが中は広大な修験の寺です。  
4月の第1日曜は山開きで多くの山伏姿の修験者が集まりますが、ここは女性も赦されていますから華やかな衣装の山伏さんを見れます。Photo_8
急な自動車道を少し降って道標から川に下りると千光寺の行場のひとつがあります。

Photo_12

Photo_9 もとに戻ってゆるぎ地蔵から鳴川部落をぬけると磨崖佛があります。  鎌倉時代の古いものですが、摩滅したのか八尺地蔵の輪郭がウッスラみえます。
最近、この崖の上から樋で水を集めて滝のように落としています。Photo_10 

ここからイヨイヨ行者道が3㌔続きます。
山腹と段々畑の間の道が緩やかに降ってゆきます。
平群(へぐり)の里の漫歩です。
途中に信貴山から来る広域農道の巨大な橋脚が頭上を過ぎます。  車がほとんど通らぬ道です。
元山上口駅まで要所に道標があります。

峠から約6㌔です。

Photo_11

地図に広域農道は未記載

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Ⅸ(その2)生駒山散策・鳴川峠から瓢箪山

Photo 前章で鳴川峠から東に行きましたが、反対側を瓢箪山まで降ります。
峠から急坂を少し降ると管理道を横切ります。  そこから岩が多くなって開山堂の行場の鎖場があります。  生駒山はこのような小さなお寺が多くて殆んど修行の行場を持っています。Photo_2 Photo_3
そのうちに、水車跡の休憩所があります。  ここから北へ「石畳の道」が大原山の南側の八大竜王神感寺まで登っています。  石段の多い坂道です。Photo_4
水車跡からは霊光院を過ぎると「らくらく登山道」が降りてきます。   このセンターの駐車場まで車で来る方が多いです。    ゲートを過ぎて右へ旧道に入ります。  瓢箪山駅までは下り坂ですが、街中の長い舗道はつかれます。    瓢箪山稲荷に裏から入るようにルートを取りましょう。Photo_5

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2008/04/05

Ⅹ 生駒山散策・飯盛山

飯盛山(314.3㍍)は生駒山系の北端の西側にある独立峰です。
登山と言うよりハイキングの方が多いので取り上げました。
ネットで索引すると会津の白虎隊の飯盛山が出てきますから、河内飯盛山と呼ぶべきでしょう。
大阪には南海・みさき公園に泉南飯盛山(385㍍)もあります。
日本には飯盛山は42ヶありますが、ほとんど”めしもりやま”と読みます。
関西地方は”いいもりやPhoto_2ま”です。

飯盛山は四条畷神社と野崎観音のどちらかを出発点として反対側に降るのが普通ですが、ともにJR四条畷駅またはJR野崎駅から1㌔です。

四条畷神社からはすぐに砂岩のむき出した木の階段の多い尾根道を登ります。

野崎観音の方は里山の広葉樹林のやさしい道です。

また展望台から東の楠公寺から楠公水に降って権現坂ハイキングコースを登り室池園地で遊んで、蟹ヶ坂ハイキングコースを四条畷に下るルートも使われています。
”むろいけ園地”は公園化されていますから地図や案内板に示されたルート以外の道がたくさんありますから迷いやすい所です。

Ⅱ章 星田・室池園地からを参照してください。

Photo_3

野崎観音からは本堂の左を上がるとハイキングコースの案内看板から石段の多い道を見晴台を経て吊り橋をわたり野崎峠の狭い岩山の細道をくぐって登山道にでます。
まもなく二股になりますが、右は池の端を通るコース、左は竹やぶコースです。
Photo_4
左に行きましょうか・・
細い流れに出てミニ水車や獅子脅しが道はたに在って楽しませてくれます。
竹やぶを抜けると50㍍ほど階段がありますが、それを過ぎると歩き易い道になって、まもなく池の端からの道と重なります。

Photo_18 Fn 道が整備されてNHKのFM塔のピークになり、次が巨大な楠木正行(まさつら)の立像のある頂上です。
昔の山城跡の石垣が残っています。
立像の横に四等三角点がありますが、四隅が欠けて分かりにくいです。
次のピークに展望台があります。

四条畷神社からは境内を抜けて右側の道をのぼります。
樹林帯をぬけるともろい砂岩の階段の多い尾根道を登ります。
300回記念の大きな石碑のあるピークの次が展望台になります。

低い山のわりに展望は抜群です。
両コースとも1時間以上とみてください。Photo_16Photo_20

                           楠公水には展望台の裏から降って楠公寺の裏手の踏跡を下るのが近道です。

第Ⅱ章を参考にしてください。

Photo_22

なお、野崎観音は”野崎小唄”にあるように昔は大阪から舟でお参りしました。
それは河内一帯は沼沢地帯で水路が縦横に通っていました。
天満の三軒家浜から今の寝屋川を遡り寺の前にあった大きな池まで来ていました。
300年ほど前に大和川の付け替え工事で河内地方に流れ込んでいた大和川は西に向かい、このあたりは干上がって船便は無くなりました。

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ⅩⅠ 生駒山散策・十三峠と水呑地蔵

十三峠で十三街道が越えています。
大阪側にある水呑地蔵堂には毎日登山の参拝客が多く、古来は大阪の四天王寺や玉造から、この峠を越えて平群(へぐり)の竜田(たった)に法隆寺を結んだ重要な道でした。
Photo
近鉄の河内山本と瓢箪山を結ぶバスの大竹で下車して東に向かい心合寺(しおんじ)古墳の前を通ります。
Photo_2
途中の辻堂から南に行くと玉祖(たまおや)神社があります。

または信貴山線の服部川駅から北に向かって玉祖神社を経由するコースをお奨めします。
この場合は歴史資料館と左手に清友高校を見て水越に入れば右折して突き当りになります。
Photo_4 
玉祖神社は古い由緒のある神社ですから、この機会に寄っておきましょう。
前の山麓道路を北に進めば十三街道に出ます。

すぐに神立(こうたち)茶屋跡と業平(なりひら)道の碑が左右に並んで山道らしくなります。
石仏が数十㍍ごとに並んで信仰の道らしくなります。

Photo_5 Photo_7 

Photo_8 ジグザグの道が続きますが、生駒登山道の中で一番楽なコースだと推奨します。
見晴らしがよくなると水呑地蔵です。
Photo_9 

平日も参拝客の多いお寺です。
ここまでか、十三峠への毎日登山の方も大勢います。

Photo_10
お堂の右側にお寺の謂れになった清水の井戸が立派な設備になって清らかな水がいただけます。
このお堂の横から頂上を目指しましょう。
Photo_11
立体交差の左のトンネルを抜けると左は十三塚で北に向かう縦走路です。
右に登ると十三峠の石佛の前に出ます。

Photo_12 
Photo_13 

Photo_14

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2008/04/06

ⅩⅡ 生駒山散策・高安山から高井田

「生駒自然歩道」マップは生駒山縦走には便利な地図です。  北の枚方を出発して最南端の高井田まで延々60㌔の縦走コースですが、秋の定例行事になっている生駒山チャレンジ登山も私市から高安山ケーブルまでの35㌔で終わっています。
最後の高井田までのコースを案内します。

Photo

Photo_3

高安山ケーブル駅のバスの車庫の裏手に信貴山公園墓地の入り口の石碑があります。  そこから林道を進みましょう。
墓地の入り口がありますが、そのまま進むと広い朝鮮人墓地の端を通って墓地がつきると山道になります。Photo_6

Photo_2 立派な高安山霊園を見下ろす展望台を越えて恩智越の林道に出ます。
すぐに自然歩道の標識から左にまがります。
自然林の気持ちの好い踏跡しばらく進むとまた左折の標識があります。  まっすぐ行くと尾根を降って恩智惣池から恩智神社に出るコースです。
左に曲がってTVアンテナのあるピークを越え、また霊園の反対側に出て東に降ります。
すぐに自動車道に出て自然道の標識があります。
Photo_8
ここからは舗装路になります。  右に行くとそのまま高井田に降ります。
左に向かってT字路で右に曲がります。  まっすぐ行くと信貴山のどか村です。
降ってゆくとオカダ(フラワー)ガーデンの前を通って畑大池です。   一服しましょう。
もう少し降って突き当って左は雁多尾畑(かりんどはた)ですが右へ横尾村落をぬけます。 このあたりから葡萄栽培の盛んな橿原地区です。 村のはずれにどんど不動のお堂があります。       下の地図をごらんください。
信貴山のどか村から高井田にいたる自動車道を確認してください。  この自動車道は尾根の上を走ってヘヤーピン・カーブが多いので休日はカーマニアが集まります。  歩く道ではないと地元の方に言われましたから、横尾をぬけてから川沿いのコースをとりました。
頭上を自動車道の橋が渡っているところをすぎて左の池から左折すると高井田の住宅地に出ますから信号で下ればJRの高井田駅です。  手前に史跡高井田横穴があります。  寄っていきましょう。Photo   

高安山地を抜けると舗装路歩きになります。
   約10㌔  3時間ほどです。

自動車道を南にまっすぐに高尾山の案内を<次章>に載せています。
「恩智越え」からです。

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XⅢ 生駒散策・恩智越えから高尾山

Photo_2 生駒縦走路を信貴山霊園の展望台から板の階段を降れば広い林道に出ます。   これが恩智から信貴山にお参りする古い「恩智越え」の参道です。
歩き易い道ですから登降路とも利用価値があります。
近鉄恩智駅から山に向かって進むと急な石段の恩智神社に突き当ります。
狛犬の代わりに神兎・神竜が並んでいます。
「恩智越え」は左の急坂です。    初めは急ですが次第に傾斜がゆるくなってダンダン楽になってきます。
前章で説明しましたが右に「おおさか自然歩道」の標識で山道に入ります。   信貴山霊園を見下ろす尾根を越えて自動車道に出ます。    縦走路は左に行きますが今日は右へ行きましょう。
左に柏原市斎場と大きな変電所を過ぎて少し登ってS字カーブにかかる手前の右側に樹や反射板にテープが巻きつけてあるのを探してください。Photo_3      産廃ごみや布団が捨ててありますが、高尾山への尾根道です。    分からなければS字カーブをくだります。   GPS図で概念をつかんでください。
しっかり踏まれたPhoto踏跡です。                               左にS字カーブを見下ろしながら、小さなピークを二つほど越えて頂上に飛び出します。

Photo_3 Photo_4
もし自動車道を降りてきたなら赤い鳥居をくぐり石段を登ると「鐸比古大神」の石碑の右側の狭いガリーが高尾山頂への急阪です。
所どころに垂れ下がったロープにすがって登ります。
100㍍足らずで左側が開けて巨岩があらわれます。
御神体の巨岩です。
さらに30㍍ほど足がかりの無いフェースをロープだけを頼りに登りつめます。Photo_5
Photo_6
四方を見渡せますが、河内平野の展望を楽しんでください。
三角点の横から北に延びているのが尾根道です。  Map
           

高尾山から南西の斜面は「創造の森」の自然園地です。  また、平野大県古墳群の遺跡が百ヶ余り散在します。
遊歩道が巡らされてヤヤコシイですが、”みはらしの道”を展望デッキに出て、左へ”なかよしの道”に出て少し降ってから”たにこえの道”を鐸比古神社に降ります。  GPS図はそのコースです。   古墳の見学と冬は水仙の群生が楽しめます。       春は桜、秋は紅葉です。Photo_7       

Photo_4
Photo_9 

家並みが見えてくると鐸比古鐸比売神社に出ます。
高尾山の上にあった鐸比古(ぬでひこ)と西に下った谷間にあった鐸比売(ぬでひめ)が一緒になってこの知に祀られています。
このあたりは秋の紅葉はみごとです。
さらに降って近鉄堅下駅です。
逆も結構ですが、距離は短いのに階段には泣かされます。    元気な人は駅から山上まで1時間でのぼるようです。

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ⅩⅣ 生駒山散策・まとめ

2_2
まとめてみます。
赤線は大阪府のチャレンジ生駒の全長35㌔の全縦走コースですが、阪奈道路から308号線を越える間は国定公園の管理道路で舗装路ですから、山歩きとしてはお奨めしません。
生駒山頂を通って暗峠から尾根を南下して高安山の手前から平群方面へ降る長大なコースを考えましょう。
この山域は麓から1時間余りで尾根に登れますから、地元の方の毎日登山が非常に多くて3時間程度の漫歩を心掛けています。
登山客の多いのは北から言えば国見山・交野山及びくろんど園地から私市、石切からの辻子谷、枚岡からの摂河泉と神津嶽コースですが、水呑地蔵のある十三街道が抜群の賑わいです。
立石越えは一番山道らしいコースです。     「らくらく登山道」の下まで車で来て鳴川峠から北上する方も多いですネ・・・
鳴川峠から千光寺を経て元山上駅や高安山から信貴山雄山に登って奥の院へ平群方面の散策はすばらしいですよ・・・
私市から星田園地や室池園地から飯盛山もお奨めします。
適当にコースを組み合わせてお楽しみください。
おお道と恩智道は降路に良いでしょう。
奈良県側からは308号線を登る方が案外多いです。
冬季は生駒山上遊園は積雪がありますが、あとは雪の積もることはありません。

追記     私市から北の交野山地と南端の高安山から高井田を追加しました。
                  ⅠとⅩⅡです。

北の端の国見山を出発して生駒山頂を越え、高安山を南下して高井田までの完全縦走は如何ですか?
約55㌔です。   JR津田を深夜発でJR高井田は遅くなっても大丈夫です。  15時間~20時間以内が目安です。

                  

    

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2008/04/07

①大和路漫歩・多武峰から談山神社

大和路をあちこち歩いてみます。Photo
近鉄・桜井駅から奈良交通バスの談山神社行きに乗って終点の手前の多武峰で降ります。
バスは曲がって行きますが、広い道をそのまま南に向かいます。
部落をぬけて信号と新しいトンネルが出来ていますが、まだまっすぐです。
民家が無くなってしばらくして古いトンネルの横の林道を登ります。
Photo_2 林道が途絶えて踏跡をジグザグすると、すぐに細峠です。
”ひばりより 空にやすらふ 峠かな”
芭蕉は吉野から、この峠を越えて大和にはいりました。
尾根の踏跡をたどると植林の山腹道になって広い十字路に休憩小屋があります。
北にまっすぐ進みますが、道も広くなって気持ちの好い尾根道を下りはじめます。
Photo_4桃源郷のような冬野部落は自動車道に入らずに村の中をぬけたほうが近道です。
右手に多武峰のマイクロ塔が見えます。
ここから急なくだりをドンドン行くと自動車道の橋を渡って談山神社の境内に入ります。Photo_5

多武峰は冬野部落の裏の山ですが、多武峰はこの辺り一般の地名になっています。

Photo_6

御破裂山は神社の裏からでも行けます。
狭い展望台ですが明日香の里がきれいに見えます。
降りは林道をそのまま下って西口から明日香への山道に入りますが、現在は自動車道の工事で道が分断されています。
工事が終われば明日香からもバスが通うと思います。Photo_7

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2008/04/08

②大和路漫歩・高取山から明日香

Photo_2 近鉄吉野線・壷坂山駅から国道をわたって旧街道に出ます。
両側が石畳の格式のある街道に古いお屋敷と由緒ありげなお店が並んでいます。
造り酒屋に手打ちうどんや和食の暖簾がかかっています。
春三月には、この土佐街道沿いの65軒の家々にお雛様が飾られて、なかなか見ものです。Photo_3
高取町は売薬の製造で日本一の財力のある町です。
登り坂にかかると高取城二万五千石の最後の殿様の居宅だった長屋門の白塀があります。
静かな森林帯に入って宗泉寺の道と分かれると急な山道になります。
七曲りや一升坂をすぎると、栢森(かやのもり)との分岐に猿石が迎えてくれます。Photo_4
なかなか愛嬌があって右手の下にチャント陽物も付いています。
ここから傾斜はゆるくなって、まもなく二の門跡の石垣や櫓門跡の旧跡を次々過ぎて高取城址に着きます。
 
 ”巽高取雪かとみれば  雪でござらぬ土佐の城”
の句碑にあるように一万平米・周囲3㌔の日本一の規模を持つ白亜の城郭跡の石垣が並びます。
本丸跡からは大峰山の展望も楽しめて、中心部に高取山三角点(584m)があります。Photo_5
Photo_6



Cg Photo_2

秋の紅Photo葉と国見櫓跡からの展望です。
拡大してください。 遠景は二上山から左に金剛連峰。真下は大和三山です。
 

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2008/04/10

③大和路漫歩・明日香散策

①の談山神社と②の高取山は共に明日香に降りました。
明日香漫歩を楽しみます。
今日のテーマは石造物探訪です。
①②共に東南から明日香に入りますから、石舞台向かいのレンタ・サイクルを使いました。Photo_34 岡寺から酒船石に寄って、民族資料館から飛鳥大仏を見て突き当りを右に曲がると飛鳥坐(あすかにいます)神社です。
珍宝の宝庫です。
(続きを読む)で展示します。

Photo_35

Photo_36

Photo_37

 

Photo_38

Photo_39
引き返して川原寺跡を過ぎて、道標に従って細いサイクルロードに入ります。
飛鳥のバスは細い道路で自転車を絶対追い越しませんが、安全走行してください。

Photo_40

Photo_41
 

Photo_42 Photo_43

Photo_44  Photo_45

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2008/04/11

④大和路漫歩・法隆寺から矢田丘陵

Photo_8
矢田丘陵と言ってもご存知の方は少ないでしょうが、南は法隆寺から盛り上がって北は阪奈道路を越した霊山寺にいたる10㌔ばかりの南北に細長い高度300㍍平均の丘陵です。
南に松尾山(315m)を従えた松尾寺が有名で、北に奈良県子どもの森自然公園があります。
東麓の”あじさいの寺”矢田寺も知られています。

JR大和路線・王子から法隆寺までバス(15分毎)です。
境内を夢殿の方に東に進んで「松尾道」の標識から北に進むと大きな池をぐるっと廻ってからゴルフ場の真ん中をぬけて山道になります。
松尾寺は厄除けで名高いお寺です。
Photo_2三重の塔に登って左の石段を山道にかかると、すぐ両側が狭くなった峠に出ます。
ここから近畿自然道のコースになります。
気持ちの好い尾根をしばらく伝うと松尾山(315m)に出ます。
頂上はNHKのアンテナ塔で占められていますが、三角点は裏側にあります。
越して暫らく降ると松尾寺の駐車場からから登ってくる林道に出ます。
Photo
Photo_3  Photo_3

これから道標の行く手は矢田寺になりますが、幅の広い広葉樹の林道を気持ちよく上下を繰り返します。
小さな展望台を過ぎて、矢田寺分岐を越えると目標は「子どもの森」になります。Photo_4

地図では分かりにくいですが、管理棟への別れと矢田峠で左折が2回あります。
どちらをとっても同じ点にでるリング状の道がありますが、道路マップで確認してください。
頂上展望台(340m)でゆっくり休憩です。
展望台の上からは生駒山のアンテナ群が目の前です。

さらに進むと右手に小さな展望台を見送って栢ノ木峠への分岐の休憩所があります。
「子どもの森」に行きましょう。
「子どもの森」は広大な自然観察の公園ですが、回遊路がいたるところにありますが、大きな池の真ん中を渡るコースを取るのがベターです。
池を渡ると道標の行き先は追分です。

Photo_5 Photo_6

Photo_7
追分梅林の横を通るとそのまま阪奈道路の上を越えてドンドン降ると左に曲がる標識から村にはいります。
霊山寺は大きなお寺です。
バスは近鉄・富雄ゆきが1時間毎です。

    13㌔  6時間

栢ノ木峠(栢は古語)へは道を分かれて一気にくだると
名高い酷道308号に出ます。
国道とは思えぬ細い急坂です。
改修された広い道にでると公園(小瀬健康福祉ゾーン)の中に生駒市営の足湯(無料)があります。
疲れた脚を休めましょう。   ここから近鉄・東生駒駅へ奈良交通バス(毎時26分)があります。   
近鉄・南生駒駅は下の団地をぬけて中学校の前から旧道を下ると30分です。

      11㌔  5時間

Photo_9 白石畑から斑鳩の里へのコースは⑤

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2008/04/12

⑤大和路漫歩・ 松尾寺から白石畑より斑鳩の里

前回は松尾寺の三重塔を登って松尾峠に出ました。
松尾山Photoへの尾根道を反対に白石畑に抜けて見ましょう。
Photo_2 峠から標識に従って降ると林道に出ます。
美しい植林を抜けると自動車道です。
松尾寺に行くゴルフ場の入り口を通っている道です。  白石畑をぬけて竜田川への間道です。Ntt
Photo_3 しばらく降ると左に林道が入って次にNTTのアンテナに登る石段があります。
すぐにまた林道が登っています。
そこを過ぎて赤い涎掛けのお地蔵さんがある墓地の入り口を過ぎると白石畑の部落です。
平群(へぐり)の最奥の部落も自動車道が通るとその感Photo_4じは無くなりました。

もとに戻って最初の林道を下るとすぐに「古事の森」の看板があって左右に田圃に下る道がありますがドンドンくだります。
三叉は右です。  初めは幅のある林道がダンダン細くなって仏塚古墳の近くにでます。
途中、左に登ってゆく道があります。  末端は里道が何本も分かれていますが、真ん中をとりました。
地図の青線です。

石の階段の次の道をNTTアンテナの下を通って進むと立派な林道で左の看板があります。
400年の壮大な夢です。
右に降りる道がありますが一番よく踏まれた道を下ると山道らしくなってガリー状のところが現れます。
最後に舗装路に出ると藤ノ木古墳が真下にあります。

共に快適な尾根歩きです。   1時間はかからないでしょう。

Photo_7

Photo_9 仏塚古墳は墳墓としてより長い間祭祀の場として使われたようです。
藤ノ木古墳は貴重な未盗掘の古墳で朱で塗られた石棺に国宝になっているおおくの装飾品が出土しています。
ここからは竜田神社に向かうか、西の町を法隆寺に引き返すことも出来ます。
法隆寺を出発して3~4時間のコースですから法隆寺を観光してから松尾寺から回遊の余裕は充分あります。Photo_10

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2008/06/09

和泉山系・隠れ道シリーズ

ほとんど誰も歩かないルートを取り上げました。

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2008/06/10

(1)三石山・ヒエ谷遡行

はじめに・・・
大阪府と奈良県境を北から南に降ってきた金剛山脈は大きく西に曲がって紀見峠から和泉山脈と名前を変えて、海に突き出た和歌山県の友が島まで途切れながら続きます。
このあたりを紀泉高原とか紀泉アルプスとも言われていますが、漠然とした呼称です。Photo_5
岩湧山、南葛城山や和泉葛城山等の千㍍に近い山以外は里山に類した低山ですが、その中から面白そうなスポットを探してみます。
レイルtoレイル(駅から駅)でひと気の無いことが条件です。
東から西へ、府県境にそって歩いてみます。

(1) 三石山・ヒエ谷遡行

三石山(738.6)は岩湧山の南にある独立峰です。
南海・紀見峠駅のすぐ北にある高山部落から高山林道を利用して東面を山頂に登り、南へ山腹道を御幸辻駅の杉村公園まで縦走する方が多いようですが、その他の登路もあります。Photo
その中で紀見峠駅から踏み切りを渡りとスグに冷(ヒエ)谷の入り口ですが、そこに「倒木危険・立入禁止」の掲示があるため登山者が激減したようです。
ヒエ谷は途中で右、左股に分かれて右股は三石山の東面直下まで遡行する美しい渓谷です。
それが五十年ほど前に台風による土石流のため両股附近の渓谷が砂礫で埋まって渓谷美が損なわれ、巨木の倒木で通行不能の時期がありましたが、最近はほぼ元の状態に戻りました。Photo_3
しかし途中に小さな滝をトラバースしたり、後半は浅いながら渡渉が続きますから、ルート・ファイデイングと合わせて、この界隈での上級ルートになります。

上述の踏み切りを渡って岩湧ルートを右に見送って名前のとおり夏でも冷えビエしたヒエ谷沿いの林道を行きます。
20分足らずで空の開けた両股に着きます。
橋を渡ってまっすぐが左股です。   橋を渡らずに右俣に入ります。           砂礫で埋まった上にブッシュが増えて踏跡がわかり難いですが、昼間も薄暗い樹林に入ると苔むした細い林道がしばらく続いて冷谷の白いポールから本格的な踏跡になります。Photo_2
左岸(上流に向かって右側・今後右左で言います)を行きますが、季節によってブッシュや倒木の状態が違いますが、慎重に踏跡を辿ってください。
滝の手前でブッシュが濃くて一旦川原に下りるような所もありますが、リーダーの判断です。
3㍍ほどの小さな滝ですが、右側にヌメッタ岩壁が現れてトラバースしますが、手前で壁の右側を出来るだけ上部(5㍍以上)まで登って渡りましょう。
濡れた壁面は絶対滑ります。   人数が多い場合はロープの使用も考えましょう。     (スラブの左側も直登できます・上部にロープが下がっています)
渡り終わってしばらく進むと踏跡は川原におります。
数年前まで右へ登る関電道があったのですが、今は痕跡はありません。
Photo_3
向かって左の上に赤いテープの目印がありますから、今度は左側を進みます。
渡渉の方が楽ならそうしてください。
その内に流れの傾斜が随分緩くなって、完全に渡渉の方が楽になります。
雨のあとでも水深は5㌢ほどです。  普通の登山靴で大丈夫です。
渓谷遡行の醍醐味を味わってください。
(二股に出る手前の右側に尾根に出る踏跡があります)
流れが細くなってくると二つに分かれます。  左に入ります。
すぐに左の岸に古い小屋をたたんだトタン板の重なりがあります。   そろそろ右に渡りましょう。
広々とした湿地帯ですから、場所によってズブリと脚を突っ込むこともありますから慎重に・・・Photo_4
とことん奥に進んで赤土の出た壁を10㍍ほど登ると高山林道に飛び出します。

左股はしばらく直進して左に渡ると十年ほど前に左の山が大崩落した地点にかかります。
もう踏跡ができていて、しばらくブッシュの中を進むと小さな流れを渡って昔の道があらわれます。
流れが分かれますから道は右股に入って50㍍ほどで左の尾根にジグザグと登りますが、真ん中の尾根の鼻にも踏跡がありますから、それを登っても同じです。
しばらく尾根をたどってから急坂になります。
途中で一度振り返ってください。
金剛山脈南尾根の南面とその向こうに大和葛城山が重なっている珍しい眺めです。
登り切ると小さな台地で三石山の山腹道と三石山から南に降ったコースとの丁字路です。

次の地図で三石山周辺の概況をつかんでください。
Photo_4

大谷出合とは岩湧山コースを越ヶ滝からりん道をそのまま進んでカラ滝の橋から大谷コースに入った終点でヒエ谷右股コースもここに出ます。

黄色線は傾斜が20~25%の「らくらく登山道」です。

写真は拡大して渓谷美を実感してください。

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2008/06/11

(2)天見の里山・井谷ノ峰と学文峰

南海高野線の天見駅は旗尾岳(天見富士)の付け根にあります。
駅から開けた西側を見ると天見部落はコンモリ盛り上がった山を背負っています。
この山系の中に大阪百山に入っている井谷ノ峰(491)と学文峰(414.8)があります。Photo_2

天見駅から国道を横切るとすぐ右へ部落に入って橋を渡って左手の家の間の50㌢ほどの小道を上がります。
小さなダムの右手に石灯篭があります。
岩尾根をジグザグ登ると赤い鳥居が並んだ叶稲荷にでます。Photo_2
稲荷を過ぎて森林帯になると登りです。
尾根に着くとシッカリした関電道が広葉樹の多い尾根筋を上り下りはじめます。
叶山は関電鉄塔があって眼下の金剛開閉所に向かって八方から高圧線が集まってきPhoto_4ます。
井谷ノ峰には無線反射板があって眺望はありません。
ここから上り下りが少なくなって気持ちの好い縦走がはじまります。  途中にイノブタの獣道がありますから、注意・・・
下峠を確認して、しばらくで見晴らしの良い関電鉄塔にでます。
岩湧山の頂上が間近かです。  北の展望すばらしいです。    チョット降れば上峠です。
時間は充分ありますから、峠を降って経塚探訪は如何ですか。
葛城第十六番経塚に興味のある方はぜひ訪ねてください。
峠から流谷までは上下とも10分余りです。
経塚の手前のお墓の前からの林道をまっすぐ登ると上峠と下峠の中間に戻ります。(新しい林道が左に曲がっていますが、まっすぐです)
さあ、下峠から学文峰へ出発です。
しばらく山腹をトラバースして右からの道を合わせてから真北に進みます。
気をつけることは、この辺りは関電道が発達してますから、それに入らぬように注意しましょう。
要所に小さな表示があります。   そこそこ進むと左に急な登りがありますから、ここのマークに注意してください。Photo_3       
鉄塔を過ぎて最後のひと登り で学文峰です。
ご覧のように三角点の他に何も無くて展望も余りありません。
まっすぐ進むとスゴイ急坂を降ることになりますから、少し引き返して左にくだるルートが安全です。  一般の方はぜひコチラを・・・
ここもしばらく急ですが、降りだして顔を上げてください。Photo_6
真正面が旗尾岳でその向こうに金剛葛城が連なる絶景がひろがります。
新しく植林している所で左折して山腹道を降ります。
急坂からのコースを合わせてもうひと下りでジルミ峠です。 ジルミ峠の看板は無くなっています。
Photo_7
                                                真下に新しく出来たトンネルが通っています。
右が千早口ですが、左の唐久谷側に降ってトンネルを潜るのも一興ですが、まだ開通してませんから中は真っ暗です。
ライトが要ります。Photo_8
広い未開通の道路に出ます。
せっかく出来た物を何故使わないのか、行政の不思議です。
地蔵寺から部落の中の道に入って国道の小さな信号を渡ってから、渓の鉄橋を過ぎて千早部落です。     千早口駅は左へ、お酒屋さんから右です。
短いですが内容のある、人に絶対出会わないコースです。

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2008/06/14

(3)南葛城山から「のぞき平」へ

金剛山脈を通るダイヤモンドトレールはそこそこ人は通りますが、岩湧山の東の南葛城山との分岐点で主山脈が分かれるとパッタリひと気は無くなります。
山歩仲間・第14章と重なりますが、南葛城山から”のぞき平”をぬけて滝畑ダムへの隠れ道を紹介します。Photo
ここから和泉山脈になりますが、所々舗装した立派な林道が続きます。
森ノ谷を見送って林道が左へ降る所から右のガリー状の踏跡に入ります。
しばらくしてまた林道に出ますが、200㍍ほどでまた踏跡に入ると、あとは迷いません。Photo_2
峠には竜神様を祀った小屋があります。
第十四経塚は小屋の裏側に間借りしてます。
次のピークが公園のようになった南葛城山の頂上ですが、分かりやすく小屋の裏からコースに入ります。
一面の笹原の中を小道が縫っていますが、千石谷に降る道が右へ曲がりますからご用心・・・
笹原をぬけて潅木帯に入って、いよいよ縦走です。
降りかげんで高台に出たり、絶壁の上を通ったり、岩壁をヘツッタリ変化は充分です。Photo_3
道が落ち着くと静かな”のぞき平”に着きます。
千石谷を隔てた岩湧山の山容は見事です。
ここから北に千石谷に急降下する関電道があります。
のんきな歩き易い潅木の間を西に向かいます。
関電鉄塔#71に突き当ります。
ここの眺めもステキです。
電線の下を左に少し行くと道が左へ登る所で右に曲がります。
小尾根を200㍍ほど降ると左に下る道があります(行き過ぎて登りになると注意)。
こんどはドンドン降ります。   中の茶屋橋に出ます。
Photo_4蔵王峠から降ってくる立派な林道です。
御光滝への道を見送って夏場はキャンプ客でにぎあうキャンプ場を右下に見て、光滝寺にはキックターンします。
滝畑ダムはもうひとがんばりです。

南海バス・河内長野行き
14・16・17・19時の毎時10分前後です


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2008/06/26

(4)犬鳴山(大天井ヶ岳から経塚権現山へ)

和泉山脈を東から西に向かった場合、どうしても自動車道路を通ることになります。
河内葛城山からはステキな展望の紀泉高原スカイラインを歩きます。
所どころに林道がバイパスしてますが、そこまでこだわる事もないでしょう。
犬鳴山から経塚権現岳を越えて大天井ヶ岳から大タワにぬけるコースは、ハッキリした踏跡があって、あえて隠れ道とは言えませんが、’08春に道標がスッカリ撤去されましたから、ウッカリすると道に迷う可能性もあります。
大タワからの逆コースでご案内します。Photo

五本松からスカイラインをドンドン降って粉河線を見送って更に降ると大きく迂回している右側の網のフェンスに碑伝(ひで)「修験者が供える祈願札」が貼り付けられています。
そこから入ります。
左に登る踏跡がありますが、まっすぐ進みます。   左の山の山腹をトラバースする感じで廻り終わって大天井ヶ岳のPhoto_2登りになります。   案外簡単に頂上に着きます。
以前は道標がたくさん立っていましたが、今は無いものと思ってください。
まっすぐ北に直進する踏跡がありますが、これは裏行場への道です。
裏行場の降りは非常に危険ですから踏み込まないでください。   もし、時間があるなら100㍍ほどで左のお不動さんがありますから、そこまでです。
頂上から左に90度曲がって東に向かいます。
地図の上では直進していますが、ピークの上では行方を必ず確認しましょう。  最後のピークはPhoto_4左に下ります。
山腹道をしばらく行くと突き当りますが、左は天狗山に行きます。  10分ばかりで着きますから、ぜひ往復しましょう。
あとは迷うことはありません。 
第八番経塚から蛇腹を通って急坂を童子像に見送られてヂグザグ降って大きな不動明王の立つ広場に出ます。Photo_5
Photo_188 Photo_6

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2008/06/27

(5)三峰山からボンデン山へ(県境シリーズはじまり)

府県境尾根の盲点シリーズ(1)  犬鳴山で和泉山脈は終わったようで、これから西は紀泉高原と総称されていますが、高い山はありませんが小さな尾根が入り込んだ複雑な地形になります。
府県境稜線を追って行きます。  (昔は神通温泉から中畑に向かって約10分の浦上橋から三峰山への登路がありましたが、入り口がブッシュでふさがれました。  最後は採石場の上部を階段が横切っていました)
三峰山(576.5)はこの辺りで目立つ山ですが東面は採石で削りとられ、頂上から東南方は立ち入り禁止になっています。Photo
犬鳴山バス停から国道を南へ5分ほど歩くと生草林道の入り口があります。
ここを詰めて生草谷を登りますが、この谷は初心者には手ごわいですから途中から分かれる近畿自然歩道の利用も考えられます。Photo_2 Photo_3
1時間足らずで林道は終わって谷は二つに分かれます。
左のビシアゴ谷には踏跡があってまっすぐ詰めれば三峰山と城ガ峰の中間の稜線に出ます。
右の本谷に入りましょう。   初めは岩ばかりでチョット不安を感じますが、すぐに踏跡が出てきます。  渓の中のナメ滝を登ったり、高巻きをしたりして高度をあげます。   踏跡の土はモロクて傾斜がありますから渓の中のほうが楽かも・・・   充分注意してルートの選択をしてください。
傾斜がゆるむと踏跡が増えます。   その代わりに丸太橋が二つあります。
苔で濡れていますから注意しましょう。  詰め終わると右の疎林の中にテープが点々と付いています。  それに従ってジグザグ登ると広い林道に出ます。
初めにお話した近畿自然歩道の終点です。
1㌔足らずの短い谷ですが、この辺りではA級ですから緊張して取り組みましょう。  1時間ほどかかります。
ここから左へ少し登ると城ガ峰で三峰山からの道と一緒になります。Photo_6
Photo_7
ここから明るい広葉樹林帯の尾根道を上り下りする楽しい縦走が始まります。
ササ峠には行きませんからカマ尾根や中畑への分岐を地図で確認してください。
ボンデン山に近づくと小さなピークの間を縫うように歩く複雑な地形になりますから踏跡とマークの確認の注意は怠らぬように・・・
ササ峠から登ってくる道と一緒になると、もうハイキング道ですから安心しましょう。
広い舗道に出てボンテン山の無線塔に迎えられます。
つづら畑まで1時間の下り道です。
つづら畑発の町営さわやかバスは14時と15時の10分過ぎの二本です。(料金100円)
つづら畑に着く手前で左に行けば”道の駅さくらの里”で毎時30分前後にある樽井行きの特急バスの便があります。(時刻表が出ます)
正しくは府県境はボンデン山から南に少しさがった谷を下っていますが危険だと思います。
そこまで拘らなくても良いでしょう・・・

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2008/06/28

(6)槌ノ子峠から昭和山・楠峠より葛畑

府県境尾根の盲点シリーズ(2)  最近、和泉山脈の府県境を縦走する方が増えていますが、東からつづら畑までやってきて、地図の上では大きく曲がるU字型の県境ラインを確認しながら、どのように取り付くのか呆然としている方が多いようです。
一言で言えば茫洋として細部の難しい上級クラスの尾根と言えます。
地元の方が茸取りに入ってワンダリングの末、亡くなっておいでです。
分かりやすく西側のJR山中渓駅から出発します。Photo
山中渓駅前の遊園地の開門がおそいですから、水源地のある渓からか、境谷部落を経由して槌ノ子峠出発かにしましょう。Photo_2

駅前から南に進むと左に橋があって高速道路を潜って水源地谷に入ります。
詰めると左から遊園地からの道が降ってきていますから、右の急坂を登ります。
尾根に着くとあとはゆるやかに四石山(384.4)に着きます。
槌ノ子峠まではひと降りです。
さあ、気を引き締めて縦走にかかりましょう。
峠の南のピークを右から左に大きく山腹を巻きます。   小さな尾根で左に曲がってピークを越えて降りになるとマークが複数付いています。   ここから左にトラバースします。   踏跡が薄いですがマークはあります。  100㍍ほどで降りになります。   逆コースの時はこのトラバースの取り付きが分かり難いので問題です。
降り終って細い竹林のあたりで境谷への道を右に見送ってから、明るく広がった関電鉄塔の広場に出ます。
これからは踏跡もしっかりして尾根伝いの軽い登りが続きます。
そこそこ歩いて右から岩出から登ってくる道に出会います。
ここからひと登りで昭和山です。   北に展望のある頂上(374.4)で一服です。Photo_3
ここを出てからは境界石または赤か白の境界杭に注意しましょう。   
ハゲたピークに出ます。  奥より一つ手前に右折のマークが見つかります。
しばらくしてイヨイヨ降りになると境界杭が良い目標です。   最後は虎ロープの下がった5㍍ほどの崖をくだって楠峠の林道に降り立ちます。   薄暗い所です。
少し上の峠の頂上から右へ丈のある笹のブッシュに突っ込みますが右に寄るようにするとこれから登る山腹に出ます。(最近、ブッシュがひどくなりました)
ジグザグして尾根道になると季節によって落ち葉で踏跡が隠される場合がありますから右折のマークに注意してください。
方角が北に向けばもう安心です。
採石場の断崖の上を過ぎて樹の少ないピークを越えるとつづら峠(仮称)に着きます。
東に谷を降ると渓の崩れた所をわたって猪柵から改装された根来街道に出ます。
左に行けばはつづら畑バス停で町営バスに、右へ登ればの”道の駅さくらの里”からは特急バスです。

”さくらの里"の特急バスが出来たので、このコースの逆縦走も便利になりました。(風吹トンネルは新トンネルに変わっています)       南海特急バス(さくらの里下車)および泉南市さわやかバス(つづら畑下車)の時間表です。   

もう一度言います。   手ごわいルートですヨ!!

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2008/06/30

(7-Ⅰ)第四経塚から国境線を四石山へ

府県境尾根の盲点シリーズ(3)  まったく歩かれていないコースです。
今回は先に地図をご覧ください。   前章の槌ノ子峠は府県境線からずれていますが、細かいことは抜きにして縦走路は四石山から山中渓に降っています。  また山中渓から銀の峰コースが四ノ谷山を経て雲山峰にのびています。
府県境はこの四石山から西に下ってJR阪和線を越えて四ノ谷山に登っています。
このラインをマスター出来ないか試みました。   東へは四石山への山道を辿って途中から県境線と外れてしまいました。   西へは完歩しました。(’10年春)   
この図の赤線は山中渓から南下して四ノ谷山の登り口を探ってから第四経塚から四石山を目指し、金能寺に降Photo_2っています。Photo_3

 
山中渓駅から熊野街道を南へ高速道の下を潜って境谷へ100㍍程進むと左の崖の上に第四経塚があります。  十数年前に高架工事に追われてここに移転しました。
この右横から幅1㍍ほどの古い山仕事の道があります。
府県境界線はここから50㍍先の小さな谷を伝いますが、100㍍ほどで3㍍ばかりの滝に行く手を阻まれます。
山道を行くとこの滝の上に境界柱が打ち込まれています。   少し上の対岸に境界測定のピンクリボンが見えましたから、ここで谷は二股に別れているようです。
こちらの山道が正しいものと信じてそのまま進みました。
(右岸・左岸は流れに沿って、右股・左股は上流に向かって)
道は谷の右岸を辿っています。  少し右に曲がってから踏跡は心細くなって二股になります。  右股を登りました。  踏跡は無くなって歩ける所を谷に入ったり上をへつったりします。  谷は所々が滑床になって随分上までありますが、潅木地帯が続いてとうとう谷は消えます。  森林帯を真っ直ぐ登って四石山への縦走路に飛び出しました。   府県境との交差点より約200㍍ほど下です。
ですから、対岸に見えたピンクリボンの所が右股の始まりと思いますが、再挑戦のファイトはありません。Photo_4       
Photo_5 左の標識柱に出るのが正しいと思いますが、ここから谷を下る勇気はありません。
2010春現在
Photo尚、頂上の東から北へ降る金熊寺コースは表コースと違って、秋から冬は落ち葉が踏跡を隠して、マークを頼りにルートファイテイングすることになります。また途中に3ヶ所にロープにすがる急傾斜がありますから、初心者およびハイキング気分の方は危険です。老人ホームのある西童子(にしわらべ)のバス停に出ます。



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(7-Ⅱ)境橋から国界尾根を四ノ谷山へ

続いて面白いコースです。  阪和線(熊野街道)を跨いで西に向かいます。 なお国道上の境界標から後述します「国界」の碑まで県境線は直線を引いてあるだけで、道はありません
県境尾根は西に真っ直ぐ伸びて、山中渓から登って雲山峰に向かう稜線と四ノ谷山でつながります。   ハイキング・コースではありません。Photo Photo_2


この入り口は非常に分かり難いです。   国道の府県境界から南へ進んで作業小屋と最初の住宅の間のガードレールから線路を潜ります。
まず3~4㍍の谷を鉄板でわたってコンクリートの溝の中をガードを潜ります。  小さな渓ですからすぐに山道にあがります。   すぐに「埋葬の地につき立ち入り禁止」の札から左に墓地をぬけます。   最初の住宅で断ったほうが良心的でしょう。  入り方も教えてくれます。
明るい尾根をまっすぐ登ります。<この尾根を国界(くにさかい)尾根とよびます>   踏跡は無いものと思いましょう。   所々にイノブタのヌタ場(獣のドロ浴び場)がありますから、獣道でしょう。  はじめは尾根の左側を、羊歯の中の踏跡をぬけると右側をたどりますが、あくまでも上をめざします。   裸岩が増えてくるともうすぐです。    Photo Photo_2
森林帯をぬけて前が明るくなると小さな広場があるピークに飛び出します。
「国界」と読める古い石柱が立っています。 江戸時代のものでしょう。  295㍍です。 地図のA点です。
ここから西に少し登ると藪の中に低い標石があります。  大阪府の刻印があります。  B点です。  春から夏は藪が繁茂して分かり難いと思います。   昔はA点からB点の尾根は裸だったと思います。Photo_3  左に寄ると地形が複雑になります。 右寄りで探しましょう。
ここから正確に東微南の方向にブッシュを分けると前が開けて裸の細い尾根が下っています。    断層の節理の上端です。  下り終わると樹林帯になって尾根は広がりますが、まっすぐ登ります。  こんもりした樹のかたまりを右から回りこむと保安林の立て札があります。   ここから踏跡の感じがします。   最後にブッシュをかきわけると△33Photo_39の広場に飛び出します。Photo_4

ここでやっとテープにお目にかかりました。  潅木の中の薄い踏跡を下ると右から関電道が上がってきて山道らしくなります。 (この関電道は山中渓駅の南のトンネルの少し南で線路を渡ったところから登ってきています。  滑床と岩の渓谷です。  途中にお不動さんの聖域があります。 途中の関電の鉄梯子は登らないように・・  鉄塔で行き止まり) 

  小さな谷を関電ブリッジでわたり、さらに登ると関電鉄塔のある明るい尾根に出ます。  滝畑に下る道です。    四ノ谷山の南面の裸岩帯を過ぎると三等三角点です。Photo_5   Photo_6 山中渓と雲山峰を結ぶ縦走路まで100㍍ほどです。
ここからは行き先はたくさんあります。
下の地図の府県境線をS字状に回っている点線路は分かりません。
マークは無いものと思ってくださいPhoto_7。 B点に近づくと藪が濃くなって標石の発見が困難です。
藪漕ぎになれていない方にはタフなコースです。
新緑から秋にかけては、初めての方はコースが見つけ難いとおもいます。  冬にどうぞ・・・
339から降った峠から熊野街道に戻る渓道があります。Photo   途中に不動明王の石像を六体ほど祀る聖域があるので不動谷と呼んでいます。

 






 

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2008/07/09

(8)平井峠から孝子峠

府県境尾根の盲点シリーズ(4)   2 府県境尾根縦走を果たした方は多いですが殆ど平井峠を終点にしています。
孝子峠までの最後を詰めてみませんか・・・
26号線の孝子峠頂上の切り通しの左右はスゴイ羊歯のブッシュに覆われていますが最後に説明します。
分かりやすいように孝子側から入ります。Photo_2
26号線を孝子駅から孝子峠に向かう最初のカーブの左に空き地に「孝子越え古道」の道標があります。
昔は孝子峠の無かった時代に多奈川の横手から梅原に抜けた旧道の名残です。
踏跡をたどって谷を奥へ詰めます。   最後は踏跡が消えかかりますが、尾根に出るとハッキリと山道になります。
左に行きます。   上孝子に降る道を左に見送って右折して南に尾根を伝います。     明るい雑木林の尾根道です。Photo_3
要塞跡の道標を過ぎると潅木が低くなって西南の見通しがよくなって長谷山(220)を通過して降りになります。
西側が切り開かれて26号線が良く見えるところがあります。
しばらくすると尾根がスッポリと切り落とされてフエンスに囲まれた所に出ます。

Photo 紀淡海峡を見渡せるスバラシイ展望ですが住宅地が足元まで押し寄せて正面は和歌山大学です。

ここから東に向かいますが、フェンスに沿って左に行くと踏跡が見つかります。
数十㍍で2㍍ほど下に広い管理道路があります。Photo_2
この管理道路は府県境線の南側を走っております。
すこしで右図のような建物で道が切られて側溝の上をとおります。
平井峠までの中間点で小さな広場に出て左折してしばらくで尾根の上の道に出られますが、原則として管理道路を進みましょう。
(尾根道を行くと北に向かって上孝子にくだりますから丁字路で右折してください)
太い樹が二本立ってその横に関電の標識がありところに尾根からの道が降りてきます。
もう少しで管理道路は消えて左の尾根を登ることになります。   普通のよく踏まれた山道です。Photo_5

少し登ると関電鉄塔が立っています。
関電の急階段を下って平井峠に降り立ちます。
昔は紀州の殿様もこの峠からお国入りしました。
この石窟はそれを見ていたのでしょうか・・・
南は和歌山、北に孝子へ少し降ると県境ルートがあります。

最初の孝子から登ってきた子峠に戻りましょう。
西に踏跡がありますから、それを伝いと少し広いところに出ます。  踏跡は北に向かいますから左の広い尾根の羊歯のブッシュに突入します。  百㍍ばかりでブッシュが消えて踏跡があらわれて関電鉄塔を通過します。  降りになるとまた羊歯のブッシュです。  和歌山側に踏跡がありますが、羊歯の上を泳ぐのを覚悟してください。
孝子峠の切り通しに張られた金属ネットを引っぱるワイヤーの並んだ崖の上にでます。
距離は短いですが、羊歯のブッシュは掻き分けられません。  四つ這いで泳ぐことになります
 

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2008/07/11

(9)孝子峠から多奈川小島まで

府県境尾根の盲点シリーズ(5)   ここまで来たついでで、最後まで県境縦走を続けますが、苦労するだけで殆ど歩く価値のないところです。(特に孝子峠~ゴルフ場)  
四国山から多奈川小島間は結構面白い・・・
二の宿と孝子峠はノンビリと巡礼道を歩いてください。山歩仲間第2章

26号線の西側も50㍍ほど大阪よりから上がって切り通しの上のネットのワイヤーの並んでいる所を県境沿いに登ります。
和歌山県側は造成で断崖になっていますから、30㍍ほど手前に踏跡がありますがすぐに羊歯のブッシュとなって、こちらは尾根まで約」200㍍はあります。
これを突破する気力と体力がありますか・・・
労多くして得るものは少ないです。Photo_2
尾根に出るとかすかな踏跡があって左に伝うと管理道路があらわれます。
管理道路を風力発電水車を過ぎると踏跡の上にゴルフ場がフェンスを立てましたから、背丈より高いブッシュ漕ぎになります。
十年ほど前に和歌山県庁チームが孝子峠から二の宿峠まで縦走しておりますが、木の本峠や猿坂峠の切り通しは大阪側に迂回したようです。
木の本峠を過ぎると無線塔まで背丈を越える草原のブッシュ漕ぎになります。
Photo_3
猿坂峠からは森林帯になってピークを越えると山道があらわれて陸軍の要塞の砲台の入り口の前を通って軍隊道から二の宿峠です。
ここから西高校の方から登って来た自動車道が尾根に沿って走ります。
四国山の手前から自動車道と分かれて四国山を越しますが、立派な林道が左に分かれてゆきます。
ここからは踏跡が薄くなりますが、広場(233)と称する所で林道との四差路になりますが右の尾根筋を取ります。
砂岩地帯になるとまたハッキリした山道があらわれて高森山(284.5)です。
高森山を過ぎると丈の低い潅木地帯になって次のピークは右に下って山腹を巻くと尾根筋になって道がはっきりします。
ここからは秋は松茸山らしくて踏跡はシッカリと北東をめざして北に振ると目の前に紀淡海峡に面した絶壁の上に立ちます。Photo_4
県境は海に向かってまっすぐですが、これは トテモ降れません。
高崎山を越して報恩講寺に降ります。

交通アクセスは多奈川小島の海釣公園から南海多奈川・みさき公園へ中日臨海バスが毎時一本運転されています。Photo_7 (岬町HPへ)

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2008/09/27

(10) 紀見峠から西の行者への裏街道

Photo Photo_11西の行者の道標の下に古い略図がのこっています。  昔はここに裏街道がありました。  途中から踏跡がホボ消えました。  藪漕ぎの好きな方は挑戦してください。
紀見峠にもどってきました。
駅からでも峠からでも金剛山南尾根を登るには山ノ神の広場に出ます。
山ノ神の小祠は広場の西南30㍍にあります。
林道が東に延びていますから、この隠れ道を西の行者に行ってみましょう。
昔はこれが金剛山への登山道だったようです。
しばらく林道を辿ると突き当りますから、左の小道を行きます。  細いですがよく踏み固められています。
細い流れに出て草付をあがると小池があらわれます。  昔は柱本部落の水源でした。Photo_5
一息入れて出発すると次の谷の上部に出ます。
10年ほど前に伐採されて、今は高さ5㍍ ほどの檜が植林されています。
100㍍ほどトラバースすると細い流れを渡って薄暗い自然林になります。
ここから踏跡は殆ど消えました。 (2009春) この谷の直登可能。 関電鉄塔に行き着きます。
踏跡がほとんど無くなりますから、日ごろのブッシュ漕ぎの技量を発揮しましょう。
水平にやや降り気味に100㍍ばかりで最後は数㍍登って植林帯になってはっきりした踏跡があらわれます。
巾が5,6㍍ほどの開けた急坂を上がるとしっかりした子尾根に出ます。
ここを越えて西の行者から下る尾根へとトラバースするのですが、数年前に踏跡が完全に消えました。   中間の流れに畳まれた小屋がありましたから、それを目標にハントされては・・・
やもう得なくこの尾根を登ります。   最後は笹のブッシュになって関電鉄塔にでます。Photo_8
猪には逢いますが、ひと気の全く無いコースです。    階段が一つも無いのも嬉しいです。

東に少しで西の行者ですから、これからの行き先を自由に考えてください。
タンボ山の手前から十字峠へ、ブンタ谷から鳥の谷へ、または西の行者尾根を柱本へ、横手尾根も降れます。    芋谷の手掘りトンネルや横手八幡といくらでもあります。Photo_10

線はダイトレ
の破線は踏跡は消えました

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2008/10/15

(11)天見から三石山・杉村公園

2 17_3
南海高野線の天見駅から三石山の山腹道の漫歩をお楽しみください。
天見駅から国道を渡って部落に入るとすぐ左のボ谷林道に入ります。  まっすぐの緩やかな登りです。
30分ほどで突き当ってダイトレに乗ります。
気持ちの好い疎林の中を上り下りして、ボ谷の池・砥石谷源流を過ぎて第十七番経塚の前を過ぎます。
作業小屋の横から岩湧山の登りはとらず左の谷に進んで小さな流れを渡ると上から関電道が降りてきます。  ゴム階段を降るとまた先ほどの流れに出ますから、少し飛び石伝いをすると踏跡がはっきりして関電橋を渡ると紀見峠駅からくる根古谷林道に出ます。   新しく出来たダムの前です。
岩湧山登山道と別れて越ヶ滝キャンプ場を過ぎてしばらくすると樹間から30㍍のカラ滝が見えて白い橋から大谷に入ります。  大谷林道はすっかり壊れて雨の後は舗装の上を谷水が流れていることがあります。
(’09 10月の台風のため林道の上に十数本の倒木がありますが、なんとか通れます)
道がブッシュに蔽われてくると流れを渡って山腹を登ります。  しばらくして谷に出てルートは二つありますが、谷を渡るトラバース・ルート()をお奨めします。   300㍍ほどで高山林道に出ます。Photo_3
 百㍍ほど登れば三石山の登山口があります。  余裕がある方は是非登頂してください。
山腹道は最後まで降りです。  明るい疎林の中の森林浴を楽しみましょう。
右から三石山頂上からの道が降りてきます。  左にヒエ谷左俣への降り口があります。
降りるにしたがって明るさが増すのは楽しいです。Photo_4
普賢寺別れの道標から杉村公園の山域に入って楽しい展望がひらけます。
最近橋本市が新しい道標を作ってくれましたから迷わずに公園に着きます。  吊り橋はゆすらないでください!happy02Photo_5
公園の頂上の広場でゆっくり休みましょう。
御幸辻駅はすぐです。

13㌔  ゆっくり6時間で歩けます。

地図はクリックで拡大してご覧ください。Photo_6

   

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2009/03/20

(12) 千早口から岩瀬の経塚山へ尾根伝い

Photo 第十八番経塚は南海高野線の天見駅から北東の旗尾岳(天見富士)の稜線の向こう側にあります。
普通は千早口駅から才の神林道をつめるか、旗尾岳から府庁山に向かって途中で尾根からくだります。
右の略図を見てください。
経塚尾根が北にむかって延びていますから、その末端に取り付きます。

千早口駅から才の神林道を一時間たらずで右に旗尾岳・府庁山に続く林道が別れる才ノ神橋があります。   そこから百㍍進むと左に林道が別れますが、右に小さな広場があります。
そこから取り付きます。Photo_2
才の神川の流れを渡って関電道をジグザグ登れば開けた台地に関電鉄塔が立っています。
伐採跡のまだ植樹の幼い斜面を上まで登りつめると、小さなピークなのが分かります。Photo_4

この尾根を忠実に登ります。   倒木や小枝が散乱していますが、ブッシュが少ないので歩き易いです。
関電鉄塔からカスカですが踏跡がついています。
杉がそのまま切り倒されているところはウロチョロと迂回しますが、そのうちに間伐材や大きな切り株があって仕事道らしいですが、半ばから踏跡がハッキリしてきます。
直線距離にすると500㍍位ですが30~40分で細長い頂上広場に飛び出します。  第18番経塚です。
Photo_5

 東側は45度以上の急斜面ですから、少し左手のロープのある斜面をコルまでくだります。

ここから旗尾岳に行くのもよし、府庁山から十字峠や田山に廻るのもいかがですか・・・

山歩仲間・第十八番 天見から柱本を参考にしてください。

               

 

  

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2010/03/03

(13)隠れ道・天見の蟹井神社尾根

思わぬところに隠れ道があります。                               Photo 南海高野線天見駅からトンネル沿いの遊歩道を南に歩くと郷社の蟹井神社の長い石段があります。
神社にお参りしてから右手の道を進むと旗尾岳の稜線縦走路に出る長大な尾根を登る登山口があります。
神社の石段の手前50㍍ほど前の中田さん(白い家)の前からも踏跡があります。  このルートは中ほどで蟹井ルートに合流します。

蟹井神社に参拝して右へ100㍍ほど林道を行くと広場に出ます。  神社のお祭りのときに提灯祭りの山車(だんじり)の集まる場所です。

Photo  Photo_2
キックターンして山道があがっています。
すぐにある小祠を過ぎて薄暗い植林地帯に入りますが、右側が明るくなって鳥の谷が開けてくると中田ルートと出会います。

Photo_4 447
ここあたりから潅木帯になってブッシュで踏跡が薄い所がありますが、まもまく左へ447ピークとの分岐があります。
右斜めに山腹を行って尾根に出ます。   ここは降りに間違うところです。
写真は上から撮ってますが、降りは真っ直ぐ行ってしまうでしょう。
潅木の多い気持ちの良い尾根を忠実に進むと左側に小天見谷の支流があがってきます。   このあたりにはヌタ場(獣に泥浴び場)があります。  イノブタでしょう。   突き当たるようになって左へ谷の末端を渡って急坂を50㍍ほど登ってベロ尾根に出ます。 マークもありますが、境界赤杭を忠実にたどりましょう。 この尾根は小天見谷の右股が分かれた間に挟まっています。    前尾根の急斜面の下に出ます。    切り開きになって45度近くの土の上に落ち葉が積もった急傾斜が200㍍ほどホールドもスタンスも殆んどありませんが、ガンバリましょう。(4つ爪を付けると楽ですヨ)  登りきった前尾根は傾斜はゆるくて旗尾岳から548を越えた来た縦走路に出ます。  ホットします。Photo_5
この地図では548から最低鞍部まで降って小天見谷を降りていますが、支谷の合流点まで渓流の中をしばらく歩きますから雨が降れば危ないです。 反対に才ノ神橋に出るルートもクリヤーされています。
旗尾岳に行くなり、府庁三叉を目指すなり行く先はいろいろあります。

中田ルート青線に触れます。Photo_6 Photo_7

遊歩道の終点から100㍍ほど北によった中田さん(白い家)の前の山道を登ります。
ここもすぐ上に小祠があります。
ここから踏跡が薄くなりますが、すぐに80㍍ばかりの急坂が待ち構えています。  植林帯ですから樹にすがりましょう。   この先に巨岩が尾根の上にあって間伐材が散らばっています。  左から小天見谷の支谷からの道が上がってきて踏跡がはっきりしますが、間もなく蟹井ルートに合流します。  うす暗いルートです。

どちらも人跡の無い面白いコースですが、地形図を読み込んで尾根の組み立てをしっかり頭に入れてください。  ルートファンデングが大切です。     もしこのルートを降るなら447へ迷い込まぬことと、中田三叉を過ぎるとすぐに右の林間に入ることに注意しましょう。  2ヶ所の分岐に横木で閉鎖してマーキングがしてあります。

蟹井神社尾根は面白いルートです。   何故か?
このあたりは里山ですが、尾根で分けた半分は植林帯です。    その植林も15~20年前に終わっています。  ですから、仕事道を使う村の人はおりません。
また、447尾根の終点から縦走路までは町村界線で、縦走路からは切り開きで境界杭が点々と並んでいますが、道ではありません。   ここを初めて歩いたパイオニアには敬意を表します。   447尾根の末端からベロ尾根への登りはミステリックです。

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2010/03/04

(14)旗尾岳を巡って・・・小天見越え

Photo 旗尾岳から十字峠を越え柱本方面へ
天見の蟹井神社尾根
この二つの記事で旗尾岳から派生する長大な尾根のあらましは分かっていただいたとおもいます。    もう一本府庁山から田山を経てクヌギ峠に降りるコースがありますが、これは簡単です。
さらに簡単な小天見越えを追加します。
千早口から天見を経て蟹井神社まで伸びる高野線沿いの遊歩道は国道371バイパス工事で天見駅裏のキタ谷や駅の南で高架工事がはじまって通行に支障をきたしています。(2013年頃までかかるでしょう。  トンネル工事は10年前からです。)
小天見林道は巾のある長い林道です。
駅から30分ほど歩いてヤット行き止まりです。Photo_2
渓は右に曲がって滑床が続いています。 神社尾根の左に突き上げていますが、踏跡はありません。
コースはまっすぐ急な渓を登ります。  すぐ渓の中を歩きますから、雨の後はどうでしょうか?     左から岩壁を削った滝が落ちてきます。   丸太橋が完全に風化して渡れそうもありませんから、渓に降りて通過します。
すぐに左へ木の根にすがって急坂を30㍍ばかりで傾斜がゆるんで、シッカリした踏跡になります。   往年の杣道を思わせて小天見越えです。   旗尾岳からの縦走路に出ます。Photo_4
右へ10㍍ほどずれて才の神橋への入り口です。  道標もテープも無いものと思ってください。   踏跡は薄いです。
まっすぐ降って右の谷の方へ向かうと昔の杣道がハッキリあらわれます。   ルートファイディング の見せところです。
山腹をしばらく伝うと倒木で阻まれます。  右へマッスグ降ると渓が両股になった鼻に出ます。   ここから渓の中を行きますが、踏跡がありますから、それを見つければ随分楽です。    30分ばかりで才の神橋の少し上の林道に出ます。    小天Photo_5 見越えだけでは意味がありませんから、この日は第十八経塚から北尾根を下って意義付けしました。
たまに通る人がいます。  私をふくめて変わった人です。

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2010/03/05

(15)中津川行者堂への行者道

Photo粉河寺から北へまっすぐに中津川を越えて谷道を辿ると小1時間で中津川行者堂があります。
聖護院派の山伏さんが毎月、兄弟寺の粉河寺にお参りしてから此処に参籠して、翌日は第七番経塚から秤木ノ宿をへて和泉葛城山を目指したものですが、今はその行事も廃れて毎年一回の参籠になっているようです。

この行者道も葛城二十八経塚を巡行する篤志の方が時々訪れるだけで、すっかり寂れました。
志野峠の第六番経塚からか、犬鳴山の第八番経塚から第七番経塚を訪れてください。
第七番経塚から正面に紀ノ川をへだてて竜門岳がドッシリと構える粉河の里にまっすぐ降ります。
すばらしい展望です!
Photo 200㍍ほどで梨畑の角を左に曲がります。  右の図を参考に・・・
S字に降ると銀杏の林の次に竹林があります。   右側が広くなって林道が降りています。   ブッシュで通れなかった時もありますがもう大丈夫です。   突き当って左折です。   左側に小さな水溜りのような小池がありますが、小魚が泳いでいるのが不思議です。
すぐに突き当って前鬼谷ですが、曲がり角がブッシュで塞がっていますが、右に踏跡ができています。     薄暗い谷道ですが所どころ石垣がありまPhoto_2すから古い行者道の感じです。
蜜柑山からレールが下りてくると逆Y字路を曲がると100㍍足らずで古い熊野神社があらわれます。
下にある行者堂とともに役ノ行者の開基で聖護院の支配を受けていたようですが、今では中津川の産土神になっています。
南北朝以来のものですが、極彩色の立派なものです。Photo_3 

さらに100㍍ばかりで急な石段の上に中津川行者堂があります。
左の奥が参籠のための宿坊です。
ここから一本みちですが、所どころに「十二町」の町石が残っているのが面白いです。
蜜柑山をぬけると中津川を通って粉河の里で季節によって桃や各種の果物が栽培されています。
粉河寺まで一時間です。
昔の人とちがって登りはハードですから、犬鳴山を越えるか、神通から第六経塚を経由する降り道に利用してください

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2010/12/06

<1> 苔寺から嵐山~保津峡へ

Photo_2 苔寺へは阪急嵐山線上桂から歩くか、京都駅からバスがあります。   苔寺の拝観は予約制です。
苔寺を過ぎて林道を少し進むと「京都一周トレール」の西の終点の道標があります。
ここから急坂を登ります。
落ち葉で踏跡が覆われている所もありますが、道標完備で里道との分岐には矢印がついています。
尾根に出て上り下りをくりかえして、阪急嵐山駅への分岐にでます。  1時間はかかりません。Photo_3
Photo_4 ここでトレールは山頂を一周していますが、嵯峨野を見渡すヴューがあります。 

次の#33で分かれて北進します。
尾根に沿った歩きやすい道です。
右に嵐山頂上、左に烏ヶ岳への道と分かれて、すぐ大悲閣への道が右にあります。  テープを確認して左の尾根を登ります。   ここまではハイキングですが、ここからは軽登山と思ってください。   ここからは道標はありません。
尾根に出て鹿除けのネットが続きます。   山上ヶ岳(482)の山腹を巻き終わると降りになって、苔寺からの林道の終点になる広場に出ます。Photo_5

正面の愛宕山が雄大です。

作業小屋の右横から九十九折の急坂が降っています。

ロープが下ったり危険な所があります。  倒木が多いですがテープを確認しながら、慎重にくだりましょう。
保津峡に出てトロッコ列車の線路を潜ります。  礫石を埋め込んだコンクリートの水路をぬけて、50㌢幅の縁石を伝ってトロッコ保津峡駅にでます。
JR保津峡駅は対岸にわたって西へ500㍍です。    トロッコ列車にも乗れますから、冬季を除いて嵐山まで利用できます。(600円)      保津川下りの観光船もひっきりなしに来ますし、トロッコ列車の撮影にも忙しいです。Photo_6 Photo_7
                                 約10㌔  4~5時間2 

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